北部地区ジュニアサッカー現小学6年生
ならびにその保護者の皆様へのお手紙
中学サッカーへの進路にあたって
いつもありがとうございます。
FCヴォルティーダ沖縄・代表の大兼久源晴です。
クラブの想いをお伝えします。
まず皆さんご存じでしょうか?
「FCヴォルティーダ沖縄」という「サッカー街クラブ」は、ジュニアチームの立ち上げがスタート(創立8年目)ですが、もともとは沖縄県北部地区にジュニアユース(中学生)チームを立ち上げるためのクラブだったのです。
発端は創立以前、北部地区サッカーファミリーの有志が集まり、この地区のサッカー育成年代の様々な問題点に頭を悩ませていました。
その解決の突破口が「中学生のクラブチームを立ち上げること」だったのです。
ただ当時は、北部地区でジュニアユースのクラブチームを立ち上げるにはあまりに現実味がありませんでした。
経験や知識、下準備もなく、何から手を付けてよいかもわかりません。
北部サッカー界の時流も、ジュニアユースチームが入り込む余地はまったくありませんでした。
県外、全国のサッカー界からはもちろん、沖縄県中南部のサッカー界からも大きく立ち遅れていました。
そこでまず私たちは、ジュニアチームを立ち上げ、小学生年代から選手を育成し、その機会をうかがうことにしました。
そこから4年を経た2017年度、FCヴォルティーダ沖縄ジュニアユース1期生を募集。
15名の選手が集いました。
現在、一番下の学年が4期生。
これまでチームは様々な困難を乗り越えてきました。
その過程の中で様々な関係者の叱咤激励を受け、トライ&エラーを繰り返し、何度も何度も各方面に頭を下げ、クラブの活動が徐々に認められ、沖縄県中南部や全国のクラブチームと同等の「チャンスをつかむ権利」が与えられました。
大会の成績・結果はまだまだかもしれませんが、この「有難さ」を忘れてはいけないと心に刻んでいます。
この環境は「当たり前」ではないのです。新しく入団する選手については、「言い訳」「陰口」なく、今ある環境に感謝の気持ちを忘れず、高い向上心を持ってサッカーを心から楽しんでほしい。
そして北部のサッカークラブとしての誇りを育んでほしいです。
来年度の新入団選手が第5期生。
まだまだこれからの新しいチームです。
共にこのチームがどうあるべきか考え、共に歩み、共に歴史を作る覚悟を持つメンバーを募集します。
もちろん、沖縄一のチームになること、全国大会出場、プロ選手や日本代表選手を輩出する野望もあります。
ワクワクするようなチャレンジを。
驚きや感動のある取り組みを考えています。
そして、沖縄県北部・ヤンバル、この生まれ育ったこの街を代表して、今まで応援してくれた地元の方々に応援され、愛されるチームを目指しています。
また、手前味噌ではありますが、「個」の育成は多方面から高い評価をいただいています。
今後も「個の技術」「人間性」「自立した選手」の育成に特化し、ヴォルティーダの選手・卒業生が今後もより喜びの多いサッカー人生を歩む手助けし続けたいと考えています。
詳しい活動内容やコーチの想いは、改めて説明会やお問い合わせのやり取りの中でお伝えします。サッカーが大好きで、共に夢を追いかける仲間・チャレンジャーを募集します。